狭小住宅の階段事情。狭くても快適に過ごすための工夫とは?

2022年4月9日

狭小住宅の階段事情は?

狭小住宅は、如何に無駄なくスペースを使っていくかが重要なポイント。そこでネックになるのが「階段」です。建物を上に伸ばすには必要不可欠であるものの、階段は意外に面積を取ります。かといって狭い急な階段では快適に生活するのが難しくなってしまうので、狭小住宅ならではの工夫が必要になります。階段はその形によって必要となる面積が異なります。狭小住宅では、比較的省スペースで設置できる直階段やらせん階段を設置することが多いです。とはいえ、空間や階段の使い方によってベストとなる階段は変わってくるので、いろいろな事例を見ながら考えていくのがおすすめです。

いろいろな階段活用方法

狭小住宅では、らせん階段を付ける人が多くいます。省スペースで設置できる上、階段が1つのインテリアとして機能してくれるため、いろいろな役割を持たせることができるからです。2階の高さを低くすることで階段の段数を減らすというのも1つの方法です。また、敢えて踊り場を作って、狭小住宅では難しいちょっとした空間を作り出すこともできます。書斎にしたり本棚を置いたり、活用方法は様々です。また、階段のスタイルを工夫することで狙いの効果を得ることもできます。例えばできるだけ階段の圧迫感をなくして空間を広く見せたいというときは蹴込み板をなくし手すりをシンプルにすることで全体的に軽い印象にすることができます。階段下には納屋や洗濯物置き場を作り、デッドスペースをなくす工夫も必要です。

狭小住宅は、おもに一人暮らしや夫婦暮らしが住むための場所です。将来子どもを産むことを考えている家庭・人は引っ越す必要があります。