収納スペースは扱いやすさも重要!注文住宅の設計で変わること
家族全員が使う棚を用意する
注文住宅の収納スペースの作り方が決められなくて困っているのなら、家族全員が使うための棚を二つほど用意してください。階段や玄関の近くなどの家族が行き来する場所に、家族共用の棚を用意すると収納スペースの扱いやすさを実感できます。土間収納があると自転車を住宅の中に保管できるので、盗難の被害に怯える必要もありません。掃除機やホウキなどを保管するための棚を階段下に配置すると、掃除をする人間の負担を減らす動線を作れます。
キッチンの位置は重要
家事の負担の大きさは注文住宅の設計によって大きく変わるので、キッチンの位置はよく考えながら決めなければいけません。キッチンと玄関の位置が離れていると、調理中に玄関のチャイムが鳴るたびに長距離を移動する必要があるのでストレスが溜まります。洗濯機を置いている場所とキッチンが離れていると、調理中に洗濯機を動かしたり洗濯物を干すのも大変です。注文住宅の間取りを決めるのなら、キッチンの動線を改善することを重視してください。
デッドスペースを活かした収納
収納スペースが狭いと感じる住宅にならないように設計を変えたいのなら、屋根裏のデッドスペースも活用してください。屋根裏を収納スペースとして使うことで家電や衣類も収納できて、コレクションしているアイテムを飾るための部屋としても使えます。住宅の屋根裏と聞くと狭くて暗そうなイメージを持つ人もいますが、小窓や照明を取り付けることで明るくて居心地の良い部屋に変化します。屋根裏部屋を作りやすいように屋根の形を調整するのも、収納スペースを確保するコツです。
東京の注文住宅は坪面積が狭い物件が多いので、一階が玄関の三階建てなどの設計が多くなります。縦に長い構造なので、設計には予算をかけ、じっくり相談に応じてくれる会社を選ぶポイントです。